PIONEER S-3EX
(EXシリーズ)
¥367,500(税込)
発売:2007年6月下旬
スピーカー“EXシリーズ”の第3弾モデル
ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪銀賞≫受賞モデル
【SPEC】●型式:位相反転式トールボーイフロア型、防磁設計(JEITA) ●スピーカー構成:3ウェイ方式 ●ウーファー:16cmコーン型×2 ●ミッド/トゥイーター:同軸14cmコーン型 / 3cmドーム型 ●インピーダンス:6Ω ●再生周波数帯域:30Hz〜100kHz ●出力音圧レベル :88.5dB(2.83V) ●最大入力:160W(JEITA) ●クロスオーバー周波数:400Hz、2kHz ●ユニット極性:低域(+)、中域(+)、高域(+) ●外形寸法:350W×1224H×541Dmm ●質量:48kg(1本)
| この製品のご購入は以下のサイトからどうぞ |
 |
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
|
|
S-1EXの直系となるフロア型である。定評ある同軸ユニットCSTと16cmウーファー2基による3ウェイ構成。CSTのトゥイーター部には新開発のセラミックグラファイト振動板が採用されている。黒鉛の結晶を揃え、高温で2週間焼結させたもので、ベリリウムに迫る高伝播速度と内部損失を備えたハイスピードな素材である。ミッドレンジ部にはマグネシウムを使用。ボビンは特殊製法によるチタン製である。ウーファーはS-1EXと同じアラミド織布とカーボン不織布の積層構造。磁気回路はギャップ外の磁束分布まで均一にコントロールするLDMC回路によって構成される。全ユニットのタイムアラインメントを揃える凹面状のバッフルも採用し、位相管理も厳密に行っている。
音調がくっきりしているうえにフォーカスが揃っているため、出方が大変明瞭だ。レスポンスも均一で凹凸がなく、どこにもストレスがかかっていない印象である。ジャズのピアノやドラム、ベースそれぞれの音色とタッチがちょうどよく、違和感を生じるところがない。これほど位相の揃った鳴り方は珍しい。ボーイソプラノも高く伸び上がっていながら刺々しさや息苦しさがなく、楽々と出てくる感触だ。声の質感やハーモニーは透明で肉質感も備え、ディテールもきめ細かく把握される。ボーカルもあらゆる部分が揃って気持ちのいい鳴り方。無色透明で凹凸のないレスポンスは異例といっていいほどである。
S-1EXのジュニアバージョンということになるが、輸入製品なら優に1本100万円を越えるだろう。3ウェイとしたことで、いっそうまとまりがよく鳴らしやすいため、アンプをそれほど選ばない。音楽を素直に楽しみたい中級以上のファンにお薦めしたい。
(文/井上千岳)
|

For any comments and questions, please E-mail to Phile-web staff
(C)Ongen Publising Co.,ltd. Phile-web上のあらゆるコンテンツの無断複製・転載を禁じます。
著作権については こちら
Phile-webのプライバシーポリシーについては こちら
|