VGP2013SUMMER

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 小型で軽量、かつ実売5?10万円程度で購入できるプロジェクター8機種を比較視聴した。果たしてこのクラスで、ホームシアター用として本当に使えるのか? これが視聴前の疑問だったが、ある意味少し驚いた。日本で....

 小型で軽量、かつ実売5?10万円程度で購入できるプロジェクター8機種を比較視聴した。果たしてこのクラスで、ホームシアター用として本当に使えるのか? これが視聴前の疑問だったが、ある意味少し驚いた。日本ではまだまだ知られていない新進気鋭のブランドも多いが、いずれも予想以上に健闘しており、ホームシアターに使える本格派が多数見つかった。 まず、8機種のスペックを見ていこう。このクラスは表示デバイスとしてDLPと液晶の2つがあり、その違いが個性を決める要因のひとつになっている。DLPは単板式で表示パネル1枚のため、比較的コストをかけずに大画面を実現できる。特長として黒浮きが少なくコントラストが高いというメリットがあるが、カラーホイールを使うため、速い動きのシーンなどで視線を動かすと、原理上、虹色状のノイズが見えてしまう弱点がある(カラーブレイキングノイズ)。液晶はエプソンとソニーが採用しており、ともに自社でパネルを開発&製造している。3板式といってRGB(赤、緑、青)のカラー3色を専用パネルを使い表示するので、カラーブレイキングノイズは皆無だが、逆に黒浮きに実際に見たら、驚いた!低価格でも侮れぬ完成度よるコントラスト低下がある。 次にパネル画素数。低価格帯ながらフルHDモデルも2つあり、これは映像の鮮鋭感などで優位性がある。そのほか3D表示に対応する機種も多くみられた。また、搭載レンズは短焦点タイプと通常タイプの2つにわかれた。流れは短焦点に向かっている印象だが、スクリーンの隅、周辺部の表示歪みには課題があり、レンズ性能が重要になっている。また今回はNECが唯一だったが、LEDやレーザーといった新しい光源もこれから確実に増えていくだろう。 実際の視聴は、6畳ぶんのスペースで100インチを映し出して、画質と使い勝手を検証している。画質については、ある程度、薄明かりの残るリビング環境を想定してテストをおこなった。ワンルームの個室で、あるいは家族や友達同士の憩いの場やホームパーティーに、といった用途でいかに役立つかを評価の基準としている。画質検証では厳密なテストパターンや映画ソフト『ヒューゴの不思議な発明』でチェックをおこなった。使い勝手については、鑑賞するたびに持ち出すことも多くなるだろうという前提から、設置のしやすさとそのときのファン音の大きさや冷却風の出方、投写距離などをチェックした。ぜひ、プロジェクター選びの参考にしてほしい。(村瀬)SCREEN THEATER STYLE8モデルを徹底検証 !低価格プロジェクター10万円からはじめる大画面はじめてのスクリーンシアターに最適な低価格プロジェクターを厳選!6畳で100インチも実現できる実力派8モデルを視聴室に集めて、画質と使い勝手を、日本画質学会が誇る“目利き”、村瀬孝矢先生と徹底検証しました。6畳100インチに使える ! 弊社視聴室で取材をおこなった。緑テープで囲まれた範囲が6畳ぶんのスペース。このなかでの設置性も考慮しつつ、画質のチェックを実施した。ちなみに組み合わせたスクリーンは、シアターハウスの立ち上げ型(幕面シアターマットHD)。