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概要

VGP2015

 ティアック「HA-P50」とオンキヨー「DAC-HA200」は、それぞれ別のブランドの製品ですが、基本設計を同じくする兄弟機です。スタンダードなポータブルヘッドホンアンプのデザインとサイズ感。USBDACとしても、PCと組み合わせてデスクトップ利用が可能です。対応する音声ファイルはPCM 96kHz/24bitまでと控えめですが、iPhoneとのLightning接続時にもそのスペックが維持され、ポータブルで使えるハイレゾ製品としての魅力は大きいです。ここまでの基本スペックは両モデル共通です。 しかし、ユニークなのは、この兄弟機は最終的な音づくりがまったく異なることです。たとえばアンプのキーパーツであるオペアンプが「HA-P50」ではOPA1652、「DAC-HA200」ではMUSES8920と違っています。そういった細かな違いは、両ブランドが両モデルで求めた音調の違いによるもの。またこのようにパーツ変更で音をチューニングできるのは、このアンプ部分がパーツを組み合わせて構成したディスクリート回路であるから。そもそも基本設計の時点でブランドならではの音づくり、その自由度が重視されているのです。両社に共通するオーディオブランドらしいこだわりと両社で譲れない音づくりのこだわりが共に詰まったモデルといえます。そしてそのおかげでユーザーには「機能を同じくして音が異なるポタアン」という、うれしい選択肢が生まれました。どちらが好みに近いか、ぜひ聴き比べてみてください。(高橋 敦)TEACHA-P50 ¥OPENSPEC ●入出力端子:光デジタル音声入力/ステレオミニ音声入力兼用×1、USB A端子、USBマイクロB端子、ヘッドホン出力お問い合わせ:ティアック ?0570-000-701ONKYODAC-HA200 ¥OPENSPEC ●入出力端子:光デジタル音声入力/ステレオミニ音声入力兼用×1、USB A端子、USBマイクロB端子、ヘッドホン出力お問い合わせ:オンキヨー ?050-3161-9555音づくりの違う2つのポタアンどちらを選ぶ?ポータブルヘッドホンアンプポータブルヘッドホンアンプC H E C K !十分に豊かな情報量や高音域のほぐれた細やかさ。それに加えて本機は低域の押し出し方に勢いがあり、ロックなど、ドライブするベースとの相性を重視するならこちらがオススメです。C H E C K !こちらは中低音域の柔軟な厚みが印象的で、重みを備えたググッというような推進力が持ち味。ハイレゾとの相性がよく、繊細に描き込まれた高音域も広がり豊かに感じられます。ヘッドホンアンプ(ポータブルタイプ・3万円未満)ヘッドホンアンプ(ポータブルタイプ・3万円未満)