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VGP2015
映像の説得力が増した分適した音の迫力が必要 薄型テレビの画面サイズ拡大が進んでいる。液晶テレビの価格が手頃になったこと、またフルHD(2K)から4Kというトレンドもあるが、より大画面を望む消費者のマインドこそが画面サイズ拡大における最大の要因だろう。 一方、テレビの画面サイズ拡大は「音の問題」を顕在化させる。映画や音楽番組、スポーツ番組のリアリティは、映像に音が伴ってこそ。画面サイズが拡大して映像の説得力が増せば、それに適した音の迫力が必要になるのだ。 しかし、薄型テレビは構造上「迫力のある音」を出すことが難しい。音の迫力は音量と音圧、そして低音から生み出されるが、薄型テレビには重低音再生に必要な大口径ウーファーを搭載するスペースの確保が困難だからだ。テレビメーカー各社は試行錯誤を続けているが、現状決定的な解決策は見当たらない。 さらに、「サラウンドの問題」がある。映画などのパッケージソフトにはマルチチャンネル音声(5・1/7・1ch)が収録されているが、左右(2ch)スピーカーで構成される薄型テレビ単体では基本的に対応できない。AVアンプを利用して複数のスピーカーに出力するか、サウンドバーなどマルチチャンネル対応のスピーカーシステムに出力するかしなければ、サラウンドの迫力は自宅では味わえない。年々リアルさを増すバーチャルサラウンド 薄型テレビを中心にホームシアターを組む場合、方法は大きく2つある。1つは視聴位置後方の音もフロントスピーカーで擬似的につくり出す「バーチャルサラウンド」。もう1つは前面に加えて視聴位置後方にもスピーカーを設置する「リアルサラウンド」だ。音が背後に回り込むかのようなサラウンド感の再現力は断然後者だが、設置の容易さや初期費用の少なさは前者が有利だ。 たとえば、テレビの前にポンと置くだけでかんたんに設置できる「バーサラウンド」であれば、省スペース性も高く、1万円台からはじめられる。また、2本のコンパクトスピーカーとサブウーファーからなる「2・1chシアター」も、テレビ脇にスピーカーを置くだけだから、セッティングの自由度は高い。迷うとすればサブウーファーの設置場所程度だが、ワイヤレス仕様のものを選べば、サブウーファーをわが家を映画館に!スタジアムに!自分に合ったシステムがわかる!テレビシアター構築ガイド文/VGP審査員 海上 忍テレビに「いい音」を付け足す“サラウンドシステム”は実にさまざま。ここでは流行のバースタイルから2.1ch/5.1chシステムまで、テレビシアターの最新スタイルをご紹介します。